
中学生は、いわゆる「多感」な時期。気持ちが複雑になり、自分の気持ちを言語化するのが特に難しい年頃とされます。 思っていたより、授業中の発言は少なく、戸惑いを覚えている様子の生徒さんもいらっしゃいました。 無理なテーマを掲げすぎたかしら、と思いきや、書き始めたら皆さん各々の大切な思いを書いてくださいました。
話せないことでも、書ける。
その可能性を感じました。
今回は、嘘、というテーマで、自分の体験を書いてもらったために、 「HPには載せないで」「教室でも読み上げないで」と言った生徒さんは多く、 正直な心の内を書いてくれたエッセイはどれもライブ感があり、躍動感が伝わってきました。 気持ちの強さは、文章に出る。 皆さんの文章を拝読して、改めてそれを強く感じ、気持ちが引き締まりました。(華恵)