量をこなすことについて


夏休みの間に生徒が書いた作文です。

あるコンクールに提出するもので、形式は自由、作文用紙10枚以上というものでした。


中1の生徒は物語を書きました。合計14枚。

さ、書こうかなと思ってもすぐには書けない枚数です。2回の授業で書き上げました。おぉ。



(原稿用紙の裏面です)



何かをする上で、「量をこなす」っていうのは大切な要素だと思っています。

数をこなしていくうちの見えてくるものもあると思いますし、数をこなさなければ見えてこないものもあると思います。


もちろん、なんでも数をこなせばいいってものではありません。「効率的に」「無駄なく」を考えるのは、作業をやる上でとても大切です。

ただ、創作においては、まずは数をこなして自分の「無駄」を見つけていく作業が必要なのかなと思います。



絵や作文をかけないと思っている人の多くは、一つを完成させることができません。

それは見ていると、「自分はもっと上手い絵が描ける」「もっと面白い文章が書ける」と思っているけれど、実際に紙の上に浮かんでくるものが思っていたのとちがう、これで完成といって自分を下手だと思いたくない、と考えているからかな、と感じました。


なんで最初から上手いものが描けると思ってるんですか。

それで、何枚か描いて「ぜんぜん絵が上手くならない」と言う生徒がいて、どれくらい描いたのって聞くと「5枚」。

それ、腕立て5回やって「ぜんぜん筋力がつかない!」って言ってるのと同じですからね。



描かないことで、「もしかしたら上手い自分」を守り続けていくことは可能かもしれません。

でも、「実際には下手な自分」を受け入れることの方が面白いと自分は思います。


受け入れると、泣きそうになりますが。

自分なんかは実際に下手すぎて泣きましたが。


それでも、続けていると上手くなるから不思議です。


生徒の物語ははちゃめちゃで、でもきっと、今しか書けない物語なんだろうなと思えるもので、とても自分は楽しめました。(植田)

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8月が始まって1週間が経ちました。暑い日が続いております。日差しが痛いほどに。 塾katariでも夏期講習が始まっております。 この暑い中、生徒たちは勉強道具を持って来てくれています。 なんだかそれだけですごいなと思っています。 インスタグラムの方で塾の様子をお伝えしておりますが、こちらのブログでは、そちらではお伝えできなかった部分をお伝えするようにしたいと考えております。 生徒たちには、授業中や